5月半ばだというのに、もう夏のようです。
お米不足だというのに、田んぼだった我が家の周辺にはまだまだ小麦畑が目立ちます。
お題にほおずきの作品があるのですが、ハネることも、落ち込むこともなく、とろ火のような安定した人気が長い間続いています。
今日はこのお題だな、と選ばれる生徒さんがまた。
四万六千日・ほおずき市というのが毎年7/9-7/10に東京浅草 浅草寺にて開催されるのですが、そちらがモチーフの作品です。
ほおずき市とはなんですか?と生徒さんによく質問をされるので、ここで雑学
ほおずき市とは?

浅草寺HPよりお写真をお借りしました。
江戸時代に定着したとされるほおずき市は、多くの参拝者がほおずきを買い求めしにやって来たようで。
その理由はどうやら
「ほおずきは食すと病気を退けるらしい」という民間信仰が存在したから、のようです。
近くで売っているほおずきを買えばいいじゃないか、と思うのですが
「なぜ参拝してまで浅草まで足を運ぶのか」
仏教では「功徳日(くどくにち)」なるものが仏教では月に1回設けられており
功徳日にお参りをすると平日(平常時)よりも功徳を詰めるとされる縁日。とされていたからなのです。
※功徳とは現世・来世に幸福をもたらすもとになる善行。
例えば、お正月は100日分 5/18は400日分 11/7であれば6000日分
そして、毎年7/10はなんと!46000日分。
年数で換算すると約126年分の功徳が詰める日!
ほおずきは5-7月に花が咲き・8-9月に赤い実が熟して色づきます。
※ほおずきには観賞用と食用があり、観賞用は毒性がありますのでどうぞお食べにならないように注意してください。
赤い実がついて、提灯のように見える鬼灯(ほおずき)はお盆に
功徳が詰め、病気予防にためのほおずき市は初夏に
夏の暑さで、食品が傷む前にこのような行事があるのは先人のすばらしい知恵、だなと感心してしまいます。
ルーツをたどれば納得。
話がずいぶんと脱線してしまいました。
本日もご参加ありがとうございました。
次回の講座は6/7(土)&6/18(水) 10:30~/13:30~の二部制です。
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ご参加お待ちしております。
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