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色見本のススメ

画材

春は出会いと別れの季節です、とはいったものの
学生時代を過ぎ、社会人を過ぎ、子どもが成長し手を離れてゆくと
季節を色濃く感じるイベントなどさほどなくなってくるものです。
今年は長男が大学に入学したので、若干のリフレッシュ風を感じました。

どんな季節よりも、リフレッシュしたい気持ちが湧くのがこの季節(そんな気が)。

心も道具も季節に合わせて心機一転、のつもりで

毎年、パレットの入れ替えや作り直しをしています。

というのも、毎年同じタイミングでリセットをすると、1年間で使った絵の具の減り具合を確認することができ、使用頻度が高い色・低い色を選別することができるのです。

自分の使う色の傾向というのが、なんとなく見えてきます。

そうすると、次に買い足したくなる色が見えてきます。

今年はその入れ替え作業と共に、新しいパレットを購入しました。

持ち運びの出来る、憧れの固形絵の具。
本当はヴァンゴッホの固形絵のセットが欲しかったのだけれど、基本的に外で描くことが無く必要性があまりにも低いため

欲しいという憧れを封印し

自分で作れるパレットを購入。

ケースの絵柄はゴッホの星月夜で。

自作した持ち運びの絵の具を1年間でたくさんたくさん使用出来たら、来年には念願の固形絵の具を買おう。と、心に誓ったわけです。

旅行先にちょちょっと描いた絵に絵の具を使って色を足す。

そんなおしゃれなことが今年は出来るように、と心に決めて。

ホルベインさんの手持ちの絵の具をケースに次々と入れていく

よく使いそうな色を、そしてまだ使用できていなかった色を40色出しました。

付属のマグネットをケース裏に張り付けたら、あとは好みの順に入れるだけ。

ケースには油性のペンで色名を。

全部並ぶと、とってもステキ

入れ終わったら、乾燥させるために天日干し

天日じゃなくても良いけれど、早く使いたいので天日干し

並べてみると、同系色がどんな色なのか分かりづらいので

早速、色見本を作成

まずはチューブの形を彫った消しゴムハンコを押印

並べた色と同じ順番で着色

本当は8×5段で作らなければいけなかったけれど、用紙の縦幅が足りない・・・

5段目は右端に着色

持ち運びの点から考えると、単語帳のように作っても良いと思う

のだけれど

私は一目で全色確認したいので一枚に全色並べました。

これで1年間、楽しみながら色塗りができる☆

色見本が無いと、ひょっとしたら使う色が偏っているかもしれません。

お時間あるときに、色見本をぜひ作ってみてください。

 

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